文資協とは

NPO法人文化資源活用協会(文資協)とは

歴史や有形無形の文化財・住民が持つ技術や経験・自然環境・日々の暮らし(住まいや暮らしの知恵)などを、貴重な文化資源であると捉え、それら地域の文化資源の活用・公開に関わる事業を行います。そして地域の生活・文化・自然環境などの向上に寄与することで、国際社会を構成する地域の一員として社会に貢献することを目的として設立されました。

埋もれてしまいがちな文化財・個人や組織の記憶などの文化資源に光を当て、映像による記録、デジタル技術による蓄積・インターネット等による公開・活用などにより、次の時代へ継承しなければならない文化を、資源として残し伝えたいと考えております。

文化資源を活かす活動の記録、地域自治組織の新しい仕組みを全国の有志の方達と研究・公開してまいります。

私たちの活動資金は、会費、寄付および指定管理運営事業などの受託事業を原資としています。

埋蔵文化財の発掘から報告書の作成をするほかにも、すでにある文化財や失われてしまいそうな文化資源に光を当て、デジタル化する技術を蓄積し、次の時代に受け継いでいきたいと考えております。

山梨県須玉町の津金学校内に事務所があります。

守る

先人から受け継いだ文化資源を、守っていくことが大切です。すでに文化財として存在しているものはもちろんのこと、まだ蔵の中に眠っているものや、人の中に記憶されているものを大切に守り、記録し、次の時代にきちんと伝えたいと考えています。

伝える

文化資源を大切に守ることと同じくらい、伝えることを大切にしていきたいと考えています。私たちはイベントやインターネットを通じて、地域の文化資源を伝えていきます。中でもインターネット上に開設した博物館「須玉オープンミュージアム」は、地域で発掘された遺跡や遺物を始め、文化財や地域の民話・伝承などを、デジタル技術で記録し、公開しています。

活きている

これらの文化資源を、しまい込んでおいてしまっては、その価値も小さくなってしまいます。今を生きている人と、これらの文化資源をつなげることで、より活きている文化資源とすることができます。先人の叡智を現在を生きる糧とし、私たちの日々の暮らしを、文化的にも豊かにしていきたいと考えています。

Being Digital

私たちは、埋蔵文化財発掘の報告書作成をデジタル化し、印刷物からデジタル出版物の作成、インターネット上の博物館「須玉オープンミュージアム」のために、様々な文化資源をデジタル化する技術を持っています。テキストで記録するもの、画像でファイルで記録するもの、デジタル映像やデジタル音響で記録するものなど、マルチメディア化を推進し、最新の技術をもって、身近な文化資源をデジタル・アーカイブ貸し、ミュージアムとして公開し、様々なイベントを通じて活用していきたいと考えています。

***会員募集***

文資協の活動に賛同された方・応援してくれれる方、また自ら活動してみたいと思われる方は、是非ご入会ください。

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