津金一日学校とは

明治8年に建てられた木造校舎、津金学校。今は使われなくなってしまった学校が、夏の1日だけ、小学校として開校します。この日、この場所でしか受けられない3人の先生の授業。いつか、こどもがおとなになろうとする時、いろんな生き方があるって思い出せるような、この日だけの特別な学校。
こどもたちは授業を受け、その様子を大人が授業参観という形で見るという風変わりなイベントです。
放課後こどもたちにはむかし遊びの時間、そしておとなには「放課後トーク」と題して、授業を終えた先生方とともに大人たちが生き方について語るプログラムも用意されています。

4年目を迎える2014年は、7月27日(日)に開催します。
大盛況だった、これまでの津金一日学校の様子は6月21日から7月15日まで開催される津金一日学校展(会場:津金学校)でご覧いただけます。今、どんな感じか知りたい人は↓下までスクロールしてご覧ください
過去3年間のアーカイブページはこちらから

2014年 津金一日学校の先生方はこの3人!

1時間目  食べものと命の時間

畠山千春(はたけやま ちはる)先生

はたけやま先生新米猟師/ライター
1986年生まれ。
3.11をきっかけに、大量生産大量消費の暮らしに危機感を感じ、自分の暮らしを自分で作るべく活動中。2011年から動物の解体を学び、今は鳥を絞めて食べるワークショップを開催。2013年狩猟免許取得、狩猟を行いながら獲物の皮なめしなども修行中。現在は福岡県にて食べもの、エネルギー、仕事を自分たちで作るいとしまシェアハウスを運営。2014年『わたし、解体はじめました―狩猟女子の暮らしづくり』(木楽舎)を出版 
http://chiharuh.jp/

 

2時間目 ウルトラ工作の時間

落合郁雄工作所(おちあい いくおこうさくしょ)先生

発明家
1954年広島市生まれ。
1987年インド旅行中にこどものころの自分と出会い、「大人ごっこ」中だったことを思い出す。 2003年家内制手個人工業「落合郁雄工作所」起動。 2006年作品展、2009年自宅製作の本「総合カタログ」、2011年「生キルの手帖」発信。 自分やまわりを「実際」にさわりながら、よく味わうことが「工作」だと考えている。

http://www.fukuu.com/kousaku/

3時間目 感じて伝える音楽の時間 

トウヤマタケオ(とうやま たけお) 先生

作曲家/鍵盤奏者/編曲家
クラシック、ジャズ、ロック、フォークロアなどのジャンルを越境し、放浪する音楽家。ソロピアノ演奏の他に、画家nakabanとの幻燈ユニット"ランテルナムジカ"、8ビート偏愛ユニット"PATO LOL MAN"など、活動は多岐に渡る。ピアノソロ作品集「Waltz in March」はロングセラーとなっている。昨年9月には、自身初となる歌ものアルバム「飛ばない日」を、今年2月にはチェリスト徳澤青弦との新ユニットThrowing a Spoon で「awakening」をリリース。

http://www.takeotoyama.info


 

2011年から毎年開催している
津金一日学校のディレクションは・・・この人!!

 豊嶋秀樹(gm projects)

デレクター1971年大阪生まれ。神奈川県在住。
1993年サンフランシスコート・インスティチュート卒業。
2001年チェルシーカレッジ・アート・アンド・デザイン修了。
ジーエム・プロ ジェクツ
(www.gmprojects.jp)のメンバー。
アーティスト、キュレーター、空間構成、企画、ディレクションなどの仕事を独自のジャンル横断的な切り口で展開している。
2009年「+Re_JIRO木村二郎回顧展」
(北杜市立須玉歴史資料館(現・津金学校)では、空間構成プロデュース。
 

 
これまでの津金一日学校ドキュメントページがあります。
ぜひ、当日の様子を各年度のドキュメントカタログ(教科書)をぜひご覧ください。当日の素晴らしい様子が伝わってきます!!
2013年ドキュメントカタログ(教科書)は絶賛販売中!!
2012年ドキュメントカタログ(教科書)はこちら(pdf)2011年ドキュメントカタログ(教科書)はこちら(pdf)