津金のお神楽

「須玉町史」(民俗編)によりますと、津金地区では現在4箇所の神社で、毎年5月の連休ころお神楽が奉納されています。
津金地区については津金の里散策マップをごらんください。
   
  • 津金地区のお神楽一覧      
            
    1. 4月29日、諏訪神社(御所)−資料館の裏手の神社
    2. 4月29日、熊野神社(和田)       
    3. 5月 3日、諏訪神社(桑原)       
    4. 5月 3日、藤岡神社(御所・和田・下原)−金毘羅さん
なお、もう一箇所、大和(おおわ)の諏訪神社のお神楽がありますが平成8年以降休止しております。


   
演目の順番など若干の違いはありますが、全体の流れは以下のとおりです。
  1. 始めの舞
    • 人の舞 (じんのまい)         
    • 猿田彦命 (さるたひこのみこと)         
    • 二人剣 (ににんけん)         
    • 宇豆女命 (うずめのみこと)         
    • 稲荷大神 (いなりおおがみ)など
  2. 岩戸の舞
    • 天照大神 (あまてらすおおみかみ)
    • 須佐能男命 (すさのおのみこと)  
    • 手力男など (たちからお)       
  3. 終わりの舞
    • 乙の舞 (おとのまい)        
    • 大山積命 (おおやまづみのみこと)など
全部で20前後の演目が舞われます。午前10時ころに神事を始め、11時ころから神楽を開始。昼食をはさんで午後5時ころ終了します。

画像をクリックすると拡大表示します

猿田彦命
 
岩戸の舞

二人剣
 
稲荷大神
  
舞の基本形としては「四方舞」と「打込」の2種類があります。前者は四方に向いて舞う静かな舞、後者は四方の隅をとる荒い舞です。


(c)津金学校